6章 その6

レナ「無理? どうして・・・・無理なんですか・・・?」
大石「・・・・これは二つ目の質問になりますが・・・」
レナ「・・・・なんですか?」
大石「覚悟、しておいてくださいね」
レナ「・・・・・・・・・・」
大石「夕べ、古手梨花さんに会いませんでしたか?」
レナ「・・・・・・・・・うそだ・・・」
大石「・・・・会いましたよね?」
レナ「・・・・・・・・・・・」
大石「古手梨花さんとは何時頃お別れになりました?」
レナ「・・・・・・・・・・うそだ・・・・うそ・・・だ・・!!」
大石「・・・・お別れになったのは何時頃、でしたか?」
レナ「嘘だッッ!!!!!!!!!!!」
レナ「嘘だッッ!!!!! 嘘だ嘘だ嘘だッッ!!!!」


大石「・・・・竜宮さん」
レナ「・・・・嘘だ・・・!! 嘘だ・・・そんなの・・・・・・嘘だ・・・!!」
大石「竜宮さん、落ち着いてください」
レナ「ッッ!!!! 回りくどい言い方は止めてください!!!! 梨花ちゃんは・・・!梨花ちゃんは・・・・ぅぅっ・・・・・!!」
大石「・・・・こちらも今朝方、近隣住民から通報がありました。神社の境内の賽銭箱、わかります?」
レナ「・・・・・・・・・・」
大石「その裏に・・・・あったそうです。古手梨花さん ゙だっだものが」
レナ「嘘だッッ!!!!!!!!!!!!!!」
大石「落ち着いてください、竜宮さん」
レナ「・・・はぁっ・・はぁ・・はぁ・・・・」
大石「死因は・・・・聞きます?」
レナ「・・・・いや・・・! ・・いやっ・・・・!」
大石「・・・・・わかりました。では竜宮さん、あなたは入江先生と古手梨花さんの死にはまったく心当たりがないと。そうなんですか?」
レナ「・・・・はい」
大石「わかりました。ご協力、ありがとうございます」
レナ「・・・大石さん・・・・」
大石「なんです?」
レナ「・・・・レナは・・・犯人に・・・犯人に心当たりがあります・・・・!!」
大石「そ、それは本当なんですか?! 教えてください!誰なんです?! 犯人は?!?!」
レナ「犯人は・・・・」


大石「犯人は・・・? 誰ですか?!」
レナ「犯人は・・・・犯人は・・・!!」


昭和58年 6月
鹿骨市雛見沢村にて大規模なガス災害が発生(以下中略)

「あーうあうあうwwwwww
 あーうあうあうwwwwww
 朝なのですwwwwあーうあうあうwwwwww」

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